主婦や専業主婦がクレジットカードを複数枚持つことのススメ
主婦や専業主婦の方が2枚以上のクレジットカードを持つことについてまとめています。社会人の方であればクレジットカードを何枚も持っている人は数多くいると思います。
それが主婦や専業主婦になるとどうなのでしょうか。主婦や専業主婦の方でも独身時代の時に何枚か作ってそのままという方も多くいるのではないかと思います。
私は主婦・専業主婦の方でも複数枚クレジットカードを持つことに賛成です。複数枚持つことのメリットについては後述します。
もし結婚して主婦や専業主婦になるまでクレジットカードを作ったことがないという方でも2枚程度であれば作ってもよいと思います。ただし、カードを作るときは本当に必要かどうかを考える必要があります。無駄に増やすことは好ましくありません。
またクレジットカードに申し込んだという情報はCICと呼ばれる個人情報取り扱い期間に半年間保存されます。つまり、同時に何枚もクレジットカードに申し込んでしまうと審査に落ちやすくなる可能性があるので注意が必要です。
クレジットカードを複数枚持つことのメリット
クレジットカードを複数枚持つことのメリットについて解説します。複数枚とは言っても何枚も持っていると管理が難しくなったり、メリットをうまく享受することができなくなる可能性があるのでここでは2枚持ちという前提で解説します。
割引が優待サービスを受ける店舗が増える
クレジットカードごとに割引や優待サービスを受けることができる店舗が異なります。つまり、クレジットカードを持っているだけお得に買い物ができるので、主婦にとってはありがいたいですね。
例えばイオンカードだけを持っていればイオングループでしか優待を受けることができませんが、それに加えてセゾンカードインターナショナルを持てば西友やサニーでも優待を受けることができます。
クレジットカードのショッピング枠が増える
単純に2枚のクレジットカードを持っていればそれぞれのショッピング枠分のショッピングが利用できるので、1枚の時よりも増加することになります。
大きな買い物をしてしまいクレジットカードの枠がなくなってしまってももう1枚のカードを使うことで日常の買い物をすることができるので、利便性があがりますね。
1枚のカードの限度額を増額するよりも簡単にショッピング枠を増やすことができます。
海外旅行保険の補償内容が合算される
海外旅行保険が付帯されているクレジットカードを2枚持てば死亡・後遺障害保険以外の補償内容は合算されることになるので、より大きな補償内容になり安心感が増します。
年会費があまりかからないクレジットカードであればお得度も大きくなるのでおすすめです。
楽天カードと三井住友VISAアミティエカードを持っている場合
- | 死亡・後遺障害 | ケガ・疾病治療費用 | 賠償責任 | 携行品損害 | 救援者費用 |
---|---|---|---|---|---|
楽天カード | 2,000万円 | 200万円 | 2,000万円 | 20万円 | 200万円 |
アミティエカード | 2,000万円*1 | 100万円 | 2,500万円 | 20万円 | 150万円 |
合計補償金額 | 2,000万円 | 300万円 | 4,500万円 | 40万円 | 350万円 |
*1 自動付帯300万円、利用付帯1,700万円
楽天カードしか持っていない場合は、ケガや疾病治療費用の補償が200万円のみとなります。しかし、三井住友VISAアミティエカードを組み合わせれば300万円と大きな補償となります。より安心感が増すことになります。
クレジットカードを複数枚持つ際の注意点
いいところばかりにフォーカスしても意味がないと思います。注意すべき点についても解説します。
使いすぎてしまう可能性がある
クレジットカードの枚数が増えてしまうと、使える金額も大きくなります。現金払いに比べてお金を使うことに対して、心理障壁が少なくなってしまうので注意が必要です。きちんと明細書を確認して使いすぎないように意識することが大切です。
盗難・紛失リスクが高くなる
カードが増えると管理をすることが難しくなります。盗難や紛失リスクが高まることを意識して、クレジットカードを管理するようにしましょう。
もちろんクレジットカードには紛失や盗難時の第三者による不正利用に対して補償がありますが用心するに越したことはありません。
メインカードとサブカード
クレジットカードを2枚以上持ちたいときは、日常的に使用するカードをメインカード、特定の店舗や特定の日にちにのみ使用するカードをサブカードとして考えるとよいと思います。
メインカード
メインカードにふさわしいカードとしては、ステータスカードとしてゴールドカードやプラチナカード等の上位カードの設定があるクレジットカードやどの店舗でもポイント還元率が高めのカードになると思います。
三井住友VISAアミティエカード
楽天カード
サブカード
サブカードとしておすすめなのは、良く買い物をする店舗のクレジットカードになります。その上でポイントの交換先が豊富なものがポイントが無駄にならずお得です。楽天スーパーポイントやTポイントに交換することができれば、メインカードと合算にすることができますね。
エポスカード
イオンカード
セゾンカードインターナショナル
主婦・専業主婦におすすめのクレジットカード組み合わせ
主婦や専業主婦の方におすすめのクレジットカードの組み合わせをご紹介します。クレジットカード選びの際の参考にしてくださいね。
万能タイプ
三井住友VISAアミティエカードと楽天カード
三井住友VISAアミティエカードも楽天カードもどちらもメインカードとして使用できるスペックになっています。楽天での買い物が多いのであれば楽天カードを、ヤングゴールドカードやゴールドカードがほしいのであれば三井住友VISAアミティエカードをメインとして使用しましょう。
ショッピングお得タイプ
楽天カードとイオンカード
この2枚は年会費が無料でその上審査基準も低めなのでおすすめです。楽天市場やその他街でのお買い物には常時ポイント還元率が1%の楽天カードを使用します。イオングループでのお買い物にはイオンカードを利用することで、とても有効的に使用できる組み合わせになっています。
海外旅行保険重視タイプ(ケガ・疾病重視)
楽天カードとエポスカード
楽天カードもエポスカードも年会費が無料ですが、海外旅行保険は手厚くなっています。エポスカード付帯の旅行保険の欠点である死亡・後遺障害(最高500万円)を楽天カードでカバーすることで手厚い保険内容になります。またエポスカードは自動付帯になっているので、旅行代金の決済は楽天カードで行うと良いでしょう。